こんにちは!保育士の「きつね」です!
一つしかないおもちゃをめぐって、体の大きい園児が他の園児のおもちゃを横取りしてしまうことはよくありますよね。
そんな時、保育士としてどのように対処したら良いのかを説明していきます。
「横取り」に対する保育士の対応方法
横取りをした子を悪者として扱うのではなく、横取りした子、横取りされた子どちらも支援をする必要があります。
横取りをした子をただ叱るのではなく、横取りされたらどのような気持ちになるのかを、理解してもらうのが大事なので、「横取りされたらどんな気持ちになる?」と問いかけてみましょう。
また、横取りをされた子には、今度横取りをされたらなんて言うべきなのかを、一緒に考えてあげることが重要です。
ポイント
力ずくで横取りをしている場面を見かけた際には、その瞬間に怒ることが大切です。
3,4歳児の場合、後から怒られても理不尽に怒られているとしか感じないからです。
また、自分の気持ちを相手に伝える支援も大切です。
「一緒に遊びたい」「貸して欲しい」「今は貸せない」などです。
また、「時計に針が2になったら交代しようね」など、ルールを作って支援してあげることも重要です。
まとめ
今回は「横取り」について説明させていただきました。
横取りをする方はどのような気持ちがあって、横取りをしたのか、どのような言葉がけがあればよかったのか、
横取りをされた方は、横取りされた時にどのような言葉をかければよかったのか、園児と一緒に考えていくことで、成長を促すことができます。
共同のものを大切にしようという気持ちや態度が育まれるよう、環境を整えていきましょう。
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